土木用語「ま」

マグニチュード

 日本では、地震記マグニチュード録の振幅と観測点の震央距離等から、気象庁によってマグニチュードMが定められている。

 ここで注意しておかなければならない点は、マグニチュードが0.2大きいと地震のエネルギーは約2倍、マグニチュードが1大きいと地震のエネルギーは約30倍となる点である。 したがってエネルギーを比較すると、マグニチュード8の地震はマグニチュード7の地震の約30倍に、また、マグニチュード6の地震の約1000倍に相当することとなる。そのため、マグニチュードが1異なるだけでも、被災の程度や範囲は大きく異なることが多い。

豆板(まめいた)

 豆板は、コンクリートを打設するときに、締固めが不十分で材料分離により特定の箇所に粗骨材が集中してしまったり、型枠の隙間からセメントペーストのみが漏出してしまったりすることで、骨材のまわりにペーストやモルタルが充填されないことが原因で発生する。ジャンカとも呼ばれ、 耐久性の低下や構造耐力への影響、漏水などの原因となるので適切な対応が必要。

 豆板は豆を砂糖と混ぜて平たく固めた菓子が語源。

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