土木用語「ち」
■注入目地材
地覆・縁石、排水桝などと舗装との境界部から舗装内部に水が流入するのを防ぐ目的で設置される目地材。
舗装との境界部にあらかじめ厚さ10mm程度の目地板でつくった隙間に、注入、充填するもの。目地材を注入する場合は、必要に応じて隙間部にプライマーを塗布してから注入する。
関連用語:成型目地材
■沈降ひび割れ
打込み後1~ 2時間内でコンクリートがまだ固まらないうちに、表面に鉄筋に沿ってできるひび割れ。 このひび割れの原因は、鉄筋直上と周辺でコンクリートの沈下量が異なることにより生じる。したがって、できるだけブリージングの少ないコンクリートを用い、 さらに、仕上げ作業終了後に注意深く観察して、ひび割れが観察された場合には、再度仕上げを行う必要がある。