土木用語「と」

導水パイプ

 舗装表面やひび割れ開口部から流入した水が、床版上や床版防水層上で滞留することを防ぐために、排水経路を舗装内部に確保する為の設備であり、基層施工時に路側端部(勾配下端)に埋設するものである。

 導水パイプは、現場条件等を考慮し、閉塞が生じないようにし、排水桝・床版の水抜き孔に確実に接続する必要がある。一般には、内径15mm程度のものが多く用いられる。

 導水パイプの種類には、有孔管、スパイラル管、メッシュ管などがあり、材料にはステンレス鋼製や樹脂製のものがある。

導水帯

 排水を促すために舗装端部に溝を設けて舗装内の滞留水の排水経路とする構造である。表層に排水量の多いポーラスアスファルト混合物など使用する場合、導水帯と導水パイプを併用することが多い。

 

土被り

 地中構造物に載荷される土量のことで、構造物の天端から地表面までの厚さを示す。「土被りがある、ない、浅井」などといった使い方をする。

ドブメッキ

溶融亜鉛めっき

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