土木用語「こ」

孔食

金属が表面から孔状に侵食される腐食現象。ステンレス鋼等の不働態被膜を形成した金属に発生しやすく、被膜が塩化物イオンによって局所的に破壊されアノードとなり腐食が進行し、孔が形成される。

コールドジョイント

コンクリートを打ち重ねる適正な時間の間隔を過ぎてコンクリートを打設した場合に、前に打ち込まれたコンクリートの上に後から打ち込まれたコンクリートが一体化しない状態となって、打ち重ねた部分に不連続な面が生じることを言う。しばしば混同されがちだが、設計段階で計画的に設けられた打ち継ぎ目とは異なるものである。

骨材(こつざい)

 骨材とは、コンクリートをつくるために、セメントおよび水と練り合わせる砂・砂利・砕石その他これに類似しる粒状の裁量。骨材は、粒径によって細骨材粗骨材に区分される。

鋼製支承(こうせいししょう)

 鋼製支承は、鉛直力支持や移動・回転などに対応する機構や構造によって、線支承,支承板支承,ローラー支承,ピン支承およびピボット支承などに分けられる。

コーベル

 柱前面より荷重作用位置までの距離とはり高さの比が1以下の片持ばり

ゴム支承(ごむししょう)

 ゴム支承は、ゴム全体で鉛直力の支持機能と移動・回転機能を有しているため、シンプルな構造となりやすい。小規模橋梁から大規模橋梁まで幅広く対応可能。 ゴム支承を大きく分類すると、パット型ゴム支承、可動・固定型ゴム支承、地震時水平力分散ゴム支承、および免震支承の四種類となる。

コンクリート

 セメント、水、細骨材、粗骨材および必要に応じて加える混和材料を構成材料とし、これらを練り混ぜその他の方法によって一体化したもの。

inserted by FC2 system