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ベントナイト

 モンモリロナイトを主成分とする高純度の年度で、安定液を構成する主要な材料のひとつ

偏向具

 偏向具とは、外ケーブル構造においてPC鋼材の位置を保持するか または偏向するために用いる器具。
偏向具は、外ケーブルを滑らかに曲げ配置できるものでなければならなず、鋼管が多く用いられている。また、緊張材が偏向部の端部で角折れが生じることがないよう曲面状に加工するか、 緩衝材を設置するなどの対処が必要。曲面状に加工した鋼管の例として、ディアボロ管や両端部をベルマウス加工した曲げ鋼管がある。これらはいずれも防錆を施した耐久性のある材料を 用いなければならない。一般には、STK管に亜鉛めっきを施した例が多い。

偏向部

 偏向部とは、偏向具をコンクリート部材に固定し、PC鋼材に与えられたプレストレスの鉛直方向分力をコンクリート部材に伝達するための ダイヤフラム等を含めた部分をいい、偏向具ご偏向具を固定するために要する部材で構成されている。
 偏向部は、橋梁全体の機能を確保する重要な部分であるため、支間長や外ケーブル本数に応じて適正な形状とするとともに、適切な位置に配置しなければならない。 形状としては、ダイヤフラム形式、リブ形式、サドル形式がある。外ケーブル構造において偏向部は、大きな偏向力が集中する部材であるため、偏向位置はできるだけウエブに近づけダイヤフラムまたはリブを設けるのが望ましい。

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