土木用語「け」

ケーソン工

 鉄筋コンクリート製の函体(かんたい)を地上で作成し、これを逐次沈下させ、所定の支持層まで到達させた後、内部をコンクリートまたは 砂によって充填し、上部構造物の荷重を直接支持地盤に伝達する形式のもの。オープンケーソンとニューマチックケーソンとに分けられる。

桁かかり長

 桁端からアバット前面までの距離。
落橋防止システムを構成する要素の一つであり、支承部が破壊したときに、上部構造が下部構造の頂部から逸脱することを防止する機能。

限界状態設計法

 コンクリート構造物が使用できなくなったり、破壊したりする限界状態を設定し、これらに対する安全性を照査する設計法。1986年に土木学会「コンクリート標準示方書」 に限界状態設計法が採用された。

inserted by FC2 system